企業は赤字でも資金があればまわります。
黒字でも資金がないとキツイですね。
なぜこのようなことが起きるか。
・借入金の返済が多い
・設備投資を行ったが借入を行わず手元資金で行った
・法人税等の納税額が手元資金に対して多い
・運転資金が多く必要な業種
ということが考えられます。
自社の状況を見ながら、どのようにしたら資金が増えるかを検証していきましょう。
資金繰り表を見るとわかりやすいので、確認して貰えればと思います。
赤字でも資金がある、増えるというケースをシンプルにつかむには、
損益計算書の減価償却費や引当金繰入といった勘定科目を見てみましょう。
赤字になっている金額にこういった費用を足すとプラスになる場合、
借入金の返済がない、又は返済額がプラスになった金額より少ない、ということがあるかもしれません。
このケースでなければ、前期の売掛金が多く入ってきた、入金が先にきて支払を遅らせている、ということも考えられます。
自社の資金の動きを把握し、将来に向けて事前に対策を考え、実行する習慣を持ちましょう。