労務管理のポイントは、大きく分けて下記の3つです。
・法令を遵守できているかどうか
(労務関係規定の整備、労働保険・社会保険の加入、労働時間管理、時間外労働の取り扱い)
・従業員の定着率に問題がないか
・受入出向者が多すぎたり、重要なポストの人員が出向者になっていないか
法令については、労働基準法を下回る内容になっていないか、労働条件の通知はしているか、帳簿の作成・保管、36協定等の届出、管理監督者の取り扱いは適正に実施できているかなど、100%の遵守が必須です。
特に労働時間管理は会社に合った効率よくミスの発生しない、管理しやすい方法を見つけてくことがポイントになります。
定着率が悪い場合や、受入出向者が多かったり重要なポストに配置されている場合、人的な基盤が安定していないと見られますので、定着率の向上、出向の解消が求められます。