IPOに際しては、金融商品取引法監査に準ずる会計監査を受けます。
この監査の対象となる財務諸表等は、投資家等に有用な情報を提供することが目的であるため、会社法に従って作成される連結計算書類・計算書類等よりも詳細な記載が求められます。
一方で未上場会社では、税務会計に重点を置いている会社も多くありますので、
主に下記の会計基準の適用や見直しが必要になるケースが一般的です。
・金融商品会計
・退職給付会計
・固定資産の減損会計
・売上・仕入・費用の計上基準
・棚卸資産の評価方法 等
このような会計処理について是正が必要なものがあれば、監査法人によるショートレビューを受けることにより、どのように対処していけばよいか明確にできます。