株式公開の審査で最重視されるのは、会社の収益力です。
将来にわたり長期的に安定的な利益を獲得し続けることができるかどうか。
成長時期での株式公開は、投資家からも評価されやすいです。
資本政策と中長期計画を作成し、当期純利益と想定株価から上場時に必要とされる要件を満たす時期がどこになるかが最短時期になります。
中長期計画の中でその当期純利益を達成できると想定される時期に設定するのが理想です。
但し、関係会社整理や内部管理体制整備を例として時間のかかる作業も多数あり、
さらには、それらがきちんと運用できているか審査される期間(直前期~申請期)が必要であることも考慮する必要があります。
また、上場前の数値に上場準備にかかる費用を見積もって中長期計画に費用を織り込むことも忘れずに行いましょう。