【2024年最新版】RPAツール比較10選!導入メリットやおすすめツールもご紹介
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こんにちは。
バックオフィスの効率化メディアの編集担当です。
今回はRPAツールについてご紹介。
RPAツールとは?から理解し、おすすめのツールの比較からスタートして行きましょう。
本記事では、おすすめのRPAツールを厳選し、その比較結果や導入メリットについて詳しく解説します。
また、自動化や効率化の重要性についても触れながら、各ツールの特徴や使い方についてもご紹介しますので自社に合ったRPAツール選びの参考にしてみてください。
RPAツールとは
RPAツールとはなにか
まず、RPA(Robotic Process Automation)ツールとは、人間が繰り返し行っているルーチン業務をソフトウェアロボットが自動的に代行する技術です。
これにより、時間のかかる作業やヒューマンエラーのリスクを削減し、業務の効率化や品質向上を実現します。
RPAツールで対応できる業務
RPAツール(自動化ツール)が対応する代表的な業務は以下です。
データ入力と処理
顧客情報や注文データなどの大量のデータをシステムに自動的に入力し、処理する作業をRPAツールで自動化することができます。
請求書処理
受け取った請求書の情報を自動的に読み取り、適切なフィールドに入力し、支払い処理や帳簿への記録を自動化することができます。しかし、読み取りは別のOCR読み取りが必要です。
このOCR読み込み、RPAともに代理店になっているところもあります。
在庫管理
定期的に在庫データをデータベースやエクセルファイルから収集し、在庫数量や残量が一定の基準を下回った場合に自動的に管理者に通知することが可能です。これにより、在庫の減少や品切れのリスクを早期に察知し、迅速な補充措置を講じることができます。
また、在庫数量が一定の基準を下回った場合、自動的に商品の発注を行います。予め設定された基準に応じて、必要な商品を自動的に発注することで、品切れを防ぎ、在庫管理の効率化を図ります。在庫データの更新や入出庫処理を自動的に行い、在庫レベルの確認や再発注の判断を支援することができます。
レポート作成
データベースやシステムから必要な情報を抽出し、自動的に集計や分析を行い、定型レポートを作成する作業をRPAツールで自動化することができます。
メールの処理
受信したメールの分類やフォルダへの整理、特定の情報の抽出、自動返信など、メール関連の業務をRPAツールで自動化することができます。
データバックアップと復元
データの定期的なバックアップや復元作業をRPAで自動化することで、手作業に比べて迅速かつ正確なバックアッププロセスを実現できます。
人為的ミスが発生しやすい業務にRPAツールを使用することで的確かつ短時間で行える為、
上記のような業務をしている方や企業の方には導入がおすすめです。
RPAツールのメリットとデメリット
RPAツールのメリット
業務の効率化と生産性向上
RPAツールは、繰り返し行われるルーチン業務を自動化することで、作業時間を大幅に削減し、生産性を向上させます。
ヒューマンエラーや作業の遅延リスクを軽減し、迅速な業務処理を実現します。
高い精度と品質の確保
RPAツールは、正確なデータ処理やタスクの再現性を確保します。
作業を自動化してしまえば、あとは指示通りに動いてくれるので人為的ミスが起こることはなくなります。
人的リソースの価値向上
RPAツールによる自動化により、従業員は繰り返し作業から解放され、より戦略的なタスクに集中することができます。時間とエネルギーをより価値ある業務やクリエイティブな活動に割くことができ、従業員の働きやすさとモチベーションの向上につながります。
RPAツールのデメリット
意図しないバグやエラーのリスク
RPAツールはプログラムに基づいて動作するため、開発過程や設定にエラーやバグが存在すると、意図しない結果が生じる可能性があります。十分なテストと管理が必要であり、不具合が発生した場合の対処が必要です。
指示内容を間違えていても作業を実行してしまう
RPAツールは、指示内容を的確に実行するため、指示内容が間違っていても、実行し続けてしまいます。
作業を実行する前に、確認とテストを行い、導入後でも定期的に指示内容の確認とメンテナンスが必要となります。
セキュリティー上の懸念
RPAツールは、システムへのアクセスや情報の取得に関与するため、適切なセキュリティ対策が必要です。
不正なアクセスやデータ漏洩などのセキュリティリスクを最小限に抑えるために、適切な監視と保護策が必要となります。
RPAツールの3つの種類
RPAツールに大きく3つの種類がありますので、ご紹介していきます。
サーバー型RPAツール
サーバ型のRPAツールは、自社のサーバ上で実行されます。
複数のユーザーが同時にアクセスして使用することができ、ユーザーごとにアカウントや権限を設定することができます。通常、企業内で共有リソースとして利用され、セキュリティや管理の観点から重要な情報を保持することができます。
デスクトップ型RPAツール
デスクトップ型のRPAツールは、個々のデスクトップ環境で実行されます。
個人のPC上でRPAプロセスを設計し、制御することができます。
デスクトップ型のRPAは、特定の業務を個別に自動化するために使用され、個人の作業効率を向上させることができます。
クラウド型RPAツール
クラウド型のRPAツールは、クラウド上で提供されるサービスとして利用され、
web上でExcelで管理したり、メールの送受信を自動化したりすることが可能です。
自社でサーバーを設置する必要がないため、導入コストが抑えることができます。
RPAツールの比較ポイント
RPAツールを導入してみたものの、うまく使いこなせなかった企業は少なくありません。
そのため、導入前には必要な機能は備わっているかなどを確認する必要があります。
ここでは、RPAツールを比較するポイントに詳しく紹介しています。
RPAツールの使いやすさと学習コスト
初心者にとって直感的に操作できるか、学習コストはどのくらいかを評価しましょう。使いやすいインターフェースや学習資料が提供されているかを確認し、導入時のトレーニングやサポートも考慮しましょう。
RPAツールの拡張性
ビジネスの成長に合わせてRPAツールを拡張できるかどうかも重要です。
RPAツールが大規模な自動化プロジェクトに対応できるかを確認しましょう。
また、ツールのパフォーマンスや処理速度も評価し、要件に合致するかどうかを検討しましょう。
導入プラン
新しい試みをする際には、リスクを減らすために小さく始めるのが一般的ですが、
RPAツール導入に関しても例外ではありません。
最初の導入はすぐにでも解決したい課題から導入を始め、効果などの成果を確認します。
効果を確認してから徐々に拡大していくと失敗が少なく、スムーズに導入ができます。
ただし、自社にあった機能やサポートがあるか導入プランによっても異なるため、
導入プランについても詳し確認することが重要です。
RPAツール比較10選
UiPath(サーバー型・デスクトップ型)
UiPathはアメリカのUiPath社が提供するRPAツールで、幅広い業務を自動化できる機能の豊富さが特徴です。
また、日経コンピュータ 顧客満足度調査 2020-2021のRPAソフト/サービス部門では2年連続で1位を獲得しています。
主に、画像スクレイピングやロボットの一括管理、業務パフォーマンスの測定などができます。
- 特徴
機能が豊富
ツールの組み合わせが柔軟
世界トップレベルのシェア
難しい操作が不要
Automation Anywhere(サーバー型)
Automation Anywhereは90カ国以上で事業を展開してきた豊富な実績を持つRPAツールです。
専門家からの評価も高いです。
運用中にパフォーマンス分析もでき、自動化の精度を挙げていけるのも特徴です。
- 特徴
機能面が豊富
多種多様な業種を扱っている
Blue Prism(サーバー型)
BluePrismは運用管理に強みがあるRPAツールです。
セキュリティ性にも優れており、管理者は部署ごとにアクセス権限は作業範囲を定められ、ログイン履歴などを閲覧することもできます。
- 特徴
大規模な運用管理が行える
セキュリティー面で安心
batton(クラウド型)
battonは業種や業務、企業規模を問わずに、さまざまな業務の自動化に適しています。
料金は月額で148,000円〜ですが、1ライセンスで社内のパソコンに無制限で導入できるので、規模の大きい会社におすすめです。
サポートも充実しているため、RPAについての知識がない企業でも導入から目標達成までを支援してくれます
- 特徴
サポートが充実
デザインがシンプルで使いやすい
WinActor(サーバー型・デスクトップ型)
WinActorはNTTグループが提供するRPAツールです。
実際の操作を録画すればすぐに自動化できて直感的に操作でできるため、知識がない人でも
すぐに業務を自動化することが可能です
サポート面でも、さまざまなニーズに回答できるように、NTTに認定された講師から
サポートを受けれる体制が整っています
ただし、動作環境がWindowsのみの対応となっています。
- 特徴
導入後のサポートも安心(認定講師からのサポート付)
初心者でも簡単に扱える
ipasロボ(サーバー型・デスクトップ型)
ipasロボは株式会社デリバリーコンサルティングが提供しているRPAツールです。
直感的に操作できる他、デスクトップ版なら1台のPCから運用することも可能ですので、
初期費用を抑えたい方へおすすめです。
直感的に操作できるため、プログラミングの知識が必要なくても問題ありません。
- 特徴
直感的に操作できるため、プログラミング知識が必要ない
初期費用を抑えることができる
Ez Robot(サーバー型・デスクトップ型)
Ez Robotは、月額5万円からの低価格で導入できるRPAツールです。
業種や業務を問わずに、さまざまな業務の自動化に適しています。
また、わかりやすいデザインが魅力で、一般の方でも使いこなすことができます。
導入サポートも徹底しているので、RPA導入・管理についてのも相談することが可能です。
- 特徴
見やすいデザインで、わかりやすいシステム
費用を抑えることができる
Autoジョブ名人(デスクトップ型)
Autoジョブ名人は、ユーザックシステム株式会社が提供するRPAツールで、サポート体制に強みを持っております。
トライアル期間があるため、初期の複雑な設定もなく、導入後もスムーズに業務を行うことができます。
- 特徴
徹底したサポート
トライアル期間が2ヶ月
Robo-Pat(デスクトップ型)
Robo-Pat(ロボパット)とは株式会社FCEプロセス&テクノロジー社が開発した純国産RPAソフトです。
画像認識でのロボ作成が中心のため操作がわかりやすく、専門の知識が不要なのが特徴です。
プログラマーやエンジニアが社内にいない企業様でも簡単に導入が可能です。
- 特徴
プログラミングの知識が不要
全てのアプリ・ブラウザが使用可能
BizRobo!(サーバー型・デスクトップ型)
BizRobo!はRPAテクノロジーズ株式会社が提供するRPAツールで、専任体制での支援があるのが特徴です
また、MicrosoftやGoogle、Slackなどのツールとの連携も幅広く対応しているため、
幅広い対応が可能です。
1ヶ月間の無料期間があるため、一度触ってみてはいかがでしょうか。
- 特徴
導入から活用まで専任体制で支援
1ヶ月の無料期間
BiZteX cobit(クラウド型)
BizteX cobitは、BizteX株式会社が提供するRPAツールで、2018年にはグッドデザイン賞を受賞している直感的なデザイン性が特徴です。
特にwebサイトやアプリケーションとの相性が良く、
インターネットの環境さえあれば使用できるRPAツールとなっています。
- 特徴
専門知識がなくても使用できる
多種多様なサポートが充実
RPAツールの導入ステップ
実際にRPAツールの導入の流れを解説します。
RPAツール導入の際の参考にしていただければ幸いです。
RPAの担当者・チームを構築
RPAを導入するためには、担当者やチームを構築する必要があります。RPAを導入することで、業務効率化が期待できますが、そのためには、専任の担当者やチームが必要です。
業務の棚卸しと選別
RPAを導入する前に、業務の棚卸しと選別を行う必要があります。業務の棚卸しとは、業務プロセスを整理し、どの業務にRPAを導入するかを決定することです。
RPAツールの候補を決定
RPAツールは多種多様なものがあります。自社に合ったRPAツールを選ぶためには、自社の業務プロセスやニーズに合ったものを選ぶ必要があります。
テスト導入し自社との相性を確認
RPAツールを正式に導入する前に、テスト導入し自社との相性を確認する必要があります。自社に合わない場合は、別のRPAツールを選択する必要があります。
正式に導入し運用を行う
テスト導入で問題がなければ、正式にRPAツールを導入し、運用を行います。
まとめ
RPAツールは、現代のビジネスにおいて効率化と生産性向上を実現するために欠かせないツールです。本記事では、さまざまなRPAツールをご紹介しました。
最終的に、あなたの業務のニーズや要件に最も適したRPAツールを選ぶことが重要です。
詳細な機能や価格、導入の容易さなどを比較検討し、RPAツール導入を実現しましょう。
是非、上記のRPAツールを検討し、業務の生産性向上に役立ててください。