【2024年】採用管理システム(ATS) おすすめ5選|価格、機能別選び方 - 管理のミカタ
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【2024年】採用管理システム(ATS) おすすめ5選|価格、機能別選び方

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こんにちは。

バックオフィスの効率化編集部です。

今回は、採用管理システムについてご紹介します。

企業にとっての採用活動は、会社が大きく発展するために非常に重要な要素と言えるでしょう。そのため各企業が採用活動に力を入れているわけですが、採用担当者の業務が多忙になり負担がかかってしまったり、採用のミスマッチが生じていたりと採用に関する課題は山のようにあります。

また、近年は応募のハードルも下がってきているため、求職者は気軽に応募でき、それに対して企業側は迅速な対応を求められるようになってきています。

今回の記事では、採用者の負担を軽減しつつ、採用活動の精度も高めてくれる採用管理システムについて解説していきます。

採用管理システムを導入するメリットから、おすすめのサービスまで幅広くご紹介しますので、採用活動に課題を感じている方はぜひ最後まで読んで、採用管理システム導入の参考にしてくださいね。

採用管理システムとは

採用管理システムとは、採用活動を一元的に管理して効率化を実現するためのシステムを指します。

採用プロセスをシステム上で一元管理できるようになっています。具体的には、採用管理システムには以下のような機能が備わっています。

  • 応募者情報の取り込みや一元管理
  • 応募者とのコミュニケーション
  • 応募者連絡の一括管理
  • 面接・選考のスケジューリング
  • 採否判定・内定通知
  • 内定者の管理
  • 採用効果分析
  • 求人ページの作成
  • 求人広告の一括管理 など

採用管理システムは、応募者情報を一括で管理できるため、採用担当者の負担を軽減し、作業ミスや情報漏洩のリスクを低減することができます。また、応募者とのコミュニケーションや面接・選考の進捗状況の共有や把握もしやすくなります。

採用管理システム導入のメリット

ここでは採用管理システムのメリットを大きく3つに分けてご紹介します。

採用活動を効率化できる

採用管理システム導入による大きなメリットのひとつは、応募者情報の一元管理により、採用活動の効率があがる点です。採用管理システムでは、応募者情報の登録・更新・検索・抽出・分析をすることができます。

これにより、以下のような効果が期待できます。

  • 応募者情報を紙やExcelで管理する手間が省ける
  • 応募者情報を複数人で共有・確認できる
  • 応募者情報を基にした選考フローの設定や変更が容易になる
  • 応募者情報から有望な候補者を絞り込める

採用管理システムを活用することで、これまで採用活動に多く費やしていた時間を削減することができ、空いた時間を別業務に割り当てられるようになります。限られたリソースを有効活用できるようになることで、企業全体の生産性向上にもつながっていきます。

また、Excelや紙を用いた管理ではどうしても作業ミスが発生するわけですが、採用管理システムの利用により人為的なミスを防げるようになります。

情報共有の精度が上がる

採用管理システムを利用することで選考状況を見える化できることもメリットになります。

これにより採用担当者の属人化を防ぎ、複数人で採用活動を実施することによる効率化や選考精度の向上に繋がります。

また、これまで報告に費やしていた時間も、情報の見える化によって大きく時間削減できるため、採用担当者の時間もより有効活用できるようになるという利点もあるでしょう。

採用の効果改善

3点目は、採用活動の効果改善に繋がるという点です。

採用管理システムでは、データ分析を行うことができます。

応募数や採用率の算出はもちろん、求人媒体やエージェントごとの応募数、選考通過率も数値で表して分析することができます。

分析機能を活用して、求人掲載媒体の見直しや求人広告の内容ブラッシュアップに大きく活かすことができるのです。

「どの求人媒体からの応募数が多いのか?」「どのエージェント経由からの応募だと質が高いのか」が分かれば、どこにリソースを注力させるべきかの意思決定にも役立つでしょう。

応募者とのやりとりがスムーズになる

採用管理システム導入による4つ目のメリットは、応募者へのレスポンスがスムーズになる点です。

採用管理システムでは、応募者とのコミュニケーションをシステム上で行うことができます。これにより、以下のような効果が期待できます。

  • 応募者への返信や面接の調整が迅速になる
  • 応募者への情報提供やフォローアップが円滑になる
  • 応募者の満足度やエンゲージメントが向上する

また、サービスによってはLINEと連携しているシステムも存在しており、応募者にとっても気軽に連絡できる点はメリットになります。

おすすめの採用管理システム

HRMOS採用(株式会社ビズリーチ)

主な特長
  • 面接の設定や選考ステータスの管理など、候補者対応と候補者情報の一元化を実現します。
  • 求人ページを作成して自分たちで情報発信ができるうえ、「ビズリーチ」をはじめ「リクナビNEXT」や「doda」等の求人媒体と連携し、候補者の情報を自動で取り込むことが可能です。
  • エージェントの登録、紹介依頼ができます。得意領域によるエージェント検索や特定求人に強いエージェントの推薦も可能です。
  • 採用活動の状況をタイムリーに把握できるレポート機能です。定量化されたデータをもとに改善活動へつなげられます。
機能

応募者情報管理/選考プロセス管理/面接調整予約/メール配信/エージェント・媒体管理/内定者フォロー/求人ページ作成/レポート/データ分析

費用

要問い合わせ

HERP Hire(株式会社HERP)

主な特長
  • 求人媒体からの応募は自動でHERP Hire に登録されるため、手入力は不要です。また新着応募は Slack 経由で通知されて、各媒体からの通知をまとめて管理できるようになります。
  • 面接官のGoogleカレンダーの空き日程を自動で抽出。候補者が日程を選択すると自動で選考予定を作成できます。
  • 職種・経路ごとの応募・選考通過・内定などの採用状況の把握に必要なデータを、HERP Hireの画面上で簡単に見える化することができます。
  • 直観的で簡単な操作のみで求人一覧ページ・個別求人ページ・応募フォームを作成することができます。
機能

応募者情報管理/選考プロセス管理/面接調整予約/エージェント・媒体管理/求人ページ作成/レポート/データ分析

費用

要問い合わせ

ジョブカン採用管理(株式会社DONUTS)

主な特長
  • 人事だけでなく面接担当者まで、初めてシステムを利用する方でも簡単に使えるシンプルな設計。
  • 月額8,500円から利用でき、1ヶ月単位でご契約いただけます。毎月の応募者数に応じた料金設定のため、採用規模に合わせて無駄なくお使いいただけます。
  • 求人媒体から応募された候補者情報が、自動でジョブカン採用管理に登録されます。日々の入力の手間を削減します。
機能

応募者情報管理/選考プロセス管理/面接調整予約/メール配信/エージェント・媒体管理/内定者フォロー/求人ページ作成/レポート/データ分析

費用

月額費用:8,500円〜

i-web(株式会社ヒューマネージ)

主な特長
  • Webセミナーやオンライン面接はもちろん、録画面接やオンライン社員訪問といった各種接点も、i-webから実施が可能。採用管理システム一体型だから、履歴や評価の管理も容易です。
  • 面接にかかわるさまざまな業務をシステム化し、採用担当者の業務効率&セキュリティ強化に貢献します。また、面接結果をシステムでデータ管理することではじめて可能になる“振り返り”により、面接の質向上にも活用できます。
  • i-webは、直感的な操作でデザイン性の高いページやサイトが制作できるCMS(コンテンツマネジメントシステム)機能を標準搭載。ヒューマネージの採用広報サービス(制作代行)とあわせて、自社の魅力を伝えるマーケティング戦略を実現できます。
  • 管理画面から採用フェーズに応じた採用状況を確認できる「ダッシュボード機能」を標準搭載。さらに、分析したい項目を複合的に集計し、他社比較や経年比較もできるレポート機能を備えています。タイムリーな把握と分析により、次なる適切なアクションにつなげることができます。
機能

応募者情報管理/選考プロセス管理/面接調整予約/メール配信/媒体管理/内定者フォロー/求人ページ作成/レポート/データ分析

費用

要問い合わせ

ACCESS ON LINE(株式会社マイナビ)

主な特長
  • サンクスメールや送信予約の自動配信で対応。テンプレート単位で配信条件を指定し、ヒューマンエラーによる誤送信防止。
  • マイページからの書類提出やWEB上での書類閲覧で、時短&個人情報漏洩リスク防止。
  • 面接官アサイン機能、面接官自動振り分け機能で楽に管理。WEB上の評価入力結果をリアルタイムで集約し、選考スピードUP。
  • ご納品当日から、基本的な設定はお手元で可能。ユーザの追加やフローの変更等も、お手元で完結。
機能

応募者情報管理/選考プロセス管理/面接調整予約/メール配信/内定者フォロー/求人ページ作成/レポート/データ分析

費用

要問い合わせ

まとめ

企業の成長にとって採用活動は欠かせないものです。いかに効率良く、良い人材を採用できるかで企業の将来の明暗が分かれてきます。

採用担当者の負担を軽減しつつ、採用活動の精度を高めていくために有効なのが採用管理ツールです。サービスによって機能が異なってきますので、自社に合った機能をしっかりと考えた上で製品選定を進めていただければと思います。

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