生産性を高める取り組みは色々とあり、
これまでにも記事を書いてきましたが、
そもそも根本的に何のために生産性を高める必要があるのでしょうか。
当然利益を出しやすい体質を作ることや、残業を減らすということもあります。
これまでの経営であれば、
あくまで利益を出すために残業を減らす、効率よく回す
ということが基本でしたが、これからの経営、組織運営はこの考えにプラスして考える必要があるのではと思っています。
企業組織の運営には当然そこで働く従業員がいます。
従業員は職場で何を求めているでしょうか。
退職の理由には
・職場の人間関係が上手くいかない
・労働時間、休日等の労働条件が良くない
・給料等収入が少なかった
・会社の将来に不安がある
・能力・個性・資格を活かせない
・仕事の内容に興味が持てない
といったことが挙げられます。
生産性を高めることが出来れば、上記のいくつかはクリアしていけるのではとも思います。
全ての従業員の想いに応じることは難しいですが、会社として評価したい、残っていて欲しいと思う従業員が望んでいる要素に対し、生産性向上への取り組みに入れていくと、上手く回っていくことも多いのではないでしょうか。