【2024年】ビジネスチャットツールおすすめ5選|機能・料金比較
こんにちは。
バックオフィスの効率化編集部です。
今回は、ビジネスチャットについて詳しく解説していきます。
コロナウイルスや働き方改革に伴いテレワークが普及しており、コミュニケーション手段の多様化によって、企業の中ではビジネスチャットの導入がかなり進んできています。
日経BPコンサルティングのアンケート調査によると、約半数の企業でビジネスチャットを導入していることが判明しており、利用している企業が増えていることがわかります。
ビジネスチャットを導入することで、コミュニケーションや業務の効率化が期待できるため、導入を検討する企業はさらに増えるでしょう。
しかし、ビジネスチャットツールは数多くあり、どれを選べば良いのか迷ってしまうこともあるかもしれません。
この記事では、ビジネスチャットのメリットや選び方、おすすめのビジネスチャットツールを紹介します。
最後まで読んで、ビジネスチャットを導入する際の参考にしてくださいね。
ビジネスチャットのメリット
そもそもビジネスチャットツールとは、社内外とのコミュニケーションを円滑に行うために開発されたコミュニケーションツールですが、活用することでどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
1、コミュニケーションの効率化
ビジネスチャットを利用することで、社内コミュニケーションが円滑になることが一番大きなメリットと言えます。
メールよりも返信が早く、電話よりも手軽に相手に連絡が取れるため、コミュニケーションのハードルが下がり、スピード感のあるやりとりができるようになります。
ビジネスチャットツールは、リアルタイムのやりとりに優れています。
従来の情報共有はメールで行うケースがほとんどでした。ただ、メールの場合、かしこまった挨拶、定型文に従った文章、署名の付与などルールが存在しており、気軽な連絡には向いていませんでした。
チャットであれば、メールのような細かいルールは存在せず、簡潔に要件だけ連絡できるのがポイントです。
2、業務の効率化
ビジネスチャットを利用することで、業務の効率化が期待できます。
例えば、社内で情報共有を行う場合、メールや電話では情報が漏れたり、伝わりにくかったりすることがあります。
ビジネスチャットでは、個人間のやりとりはもちろんですが、グループでの情報共有も可能です。メッセージが届くと通知がされるため、リアルタイムに複数人でコミュニケーションを取ることが可能になりました。
メールでも複数人に情報を共有することは可能ですが、どうしてもやりとりの迅速さが欠けてしまいます。より気軽に素早くコミュニケーションを行えるようになったことで仕事のスピードアップにも繋がるようになりました。
また、チャットには既読機能もついているので、相手が内容を確認しているのかわかるのもメールにはなかった点です。
ビジネスチャットツールの選び方
ビジネスチャットツールを利用するメリットはご理解いただけたかと思いますが、実際に導入するためにはどんな観点で選べば良いのか迷いますよね。
ここではツールの選び方について詳しく解説していきます。
自社の利用要件とのすり合わせ
チャットツールの選定を進める上で、どんな使い方をしたいのか明確にしておくことが重要です。
まずはどの機能を必要とするかを明確にしましょう。チャット機能だけでなく、ファイル共有やタスク管理、ビデオ会議など、用途に合った機能を選定することが重要です。
機能が多すぎると使いこなすのが難しくなる場合もあるため、必要な機能を絞り込むことが大切です。機能が多いことで操作画面が複雑になり、従業員が使いこなせない場合もあります。せっかくツールを導入したのに、社内で浸透しない事態は避けたいですよね。
従業員がきちんと活用できることが大前提となりますので、自社の従業員のリテラシーに合わせた機能の選定と操作性を考慮してツールの導入を進めることをおすすめします。
セキュリティ
社外とのやりとりや業務に関連する機密事項のやりとりを行うことから、ビジネスチャットのセキュリティは非常に重要になってきます。
基本的にビジネスチャットのセキュリティはある程度充実していることが多いのですが、下記の機能があればより安全に使用することができますので確認をしておきましょう。
- IPアドレス制限機能
- 端末認証機能
- ログ保存機能
- 暗号化機能
自社の運用方針によって、予めどの程度のセキュリティレベルを求めるか社内で認識合わせをしておくと良いでしょう。
ビジネスチャットツール比較5選
Slack(Slack Japan 株式会社)
主な特長や機能
・導入社数が85,000社を超えており、大企業から中小企業まで規模問わず幅広い導入実績あり
・仕事をトピックごとにまとめて「チャンネル」と呼ばれるスペースで管理
・リマインダー機能が優れておりスケジュール管理にも最適
・拡張機能が充実しているため数多くの外部サービス連携が可能
費用
プロプラン:月額925円/ID~
ビジネスプラスプラン:月額1,600円/ID~
※フリー(無料)プランもあります。
Chatwork(Chatwork株式会社)
主な特長や機能
・国内利用者数No.1の実績あり
・システムが苦手な方でも使いやすいシンプルな操作性
・大企業や官公庁も導入できるセキュリティ水準
・社内だけではなく社外メンバーとも簡単にコミュニケーション可能
・外部サービスとの連携で対話型のボット機能や各サービスとの通知情報をチャットに集約
費用
ビジネスプラン:月額700円/ID〜
エンタープライズプラン:月額1,200円/ID〜
※フリー(無料)プランもあります。
Microsoft Teams(Microsoft)
主な特長や機能
・Microsoft Office365のライセンスに含まれるビジネスチャットツール
(Office365を契約していれば追加契約なしで利用可能)
・WordやExcelなどのMicrosoft 365アプリとの連携ができ共有フォルダの直接編集も可能
・機能が充実したビデオ会議機能もあり、大規模なウェビナーに活用することもできる
・転送中のデータや保存してあるデータは暗号化されておりセキュリティが充実
費用
Microsoft Teams Essentials:月額500円/ID
※Office365を契約していればTeamsも利用できます。
※フリー(無料)プランもあります。
LINE WORKS(ワークスモバイルジャパン株式会社)
主な特長や機能
・人気チャット「LINE」のビジネス版でありLINEと同じような使い勝手で利用できる
・情報共有、スケジュール管理、フォルダ共有も搭載しており機能が充実している
・LINEユーザーともトーク(チャット)ができるため、お客様や内定者、アルバイトスタッフとも
LINE WORKSからやりとりできる
・「メッセージを読んでいない社員が誰か」まで把握できる
費用
スタンダードプラン:月額540円/ID
アドバンストプラン:月額960円/ID
※フリー(無料)プランもあります。
NI Collabo 360(株式会社NIコンサルティング)
主な特長や機能
・チャットツール単体ではなくその他機能の充実も求めている企業に最適
・スケジュール管理、文書共有管理、ワークフロー、経費精算、メール、プロジェクト管理、
社内SNSなどなど、合計36の豊富な機能が備わったグループウェア
・カスタマイズ可能なため、お客様に最適な画面にアレンジ可能
費用
クラウド版:初期費用50,000円/1契約 月額360円/ID〜
※ライセンス購入版もあります。
まとめ
ビジネスチャットツールは、現代のビジネス環境において欠かせないツールとなっています。リアルタイムのコミュニケーションや情報共有、効率的なタスク管理など、多くのメリットを提供しています。適切なツールの選択と活用により、チーム全体の生産性向上やコミュニケーションの円滑化が可能です。
この記事を通じて、ビジネスチャットのメリットから選び方、おすすめのツールまでを詳しくご紹介しました。ぜひ自社に最適なチャットツールを見つけ、効率的なコミュニケーションを実現してください。