【2024年】おすすめ決済代行サービス比較6選|中小企業向け
こんにちは。
バックオフィス効率化編集部です。
今回は、決済代行サービスについて解説していきます。
自社でECサイトを運営する際、あらゆる支払い方法を用意しておくことで顧客の利便性が高まり満足度が向上します。
しかし、様々な支払い方法を用意するためには、それぞれの決済会社と煩雑な契約を取り交わす必要があり、担当者の業務負担が大きくかかります。
そんな手間を軽減して、効率良く決済方法を用意できるのが決済代行サービスです。
この記事を最後までご覧いただくことで、決済代行サービスの基礎知識から選び方、おすすめのサービスを理解することができます。
決済代行サービスをご検討中の方は、本記事を読んで参考にしてくださいね。
決済代行とは
決済代行サービスとは、クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済といった様々な支払い方法をひとまとめに契約できるサービスのことを指します。
クレジットカードのブランドやコンビニ各社と個別に契約をすると、それぞれの入金日が異なり事務作業の手間が増えてしまったり、そもそも個別で契約を行うことが大きな負担になってしまいます。
中には英語で契約手続きをしなければいけない会社もあり、個別で契約を行うことは非常に難易度が高くなっているのです。
その一方で、お客様の目線で見たときには、あらゆる支払い方法が用意されているほうが利便性が高まり、結果としてサイト利用率の向上にも繋がってきます。
決済代行の仕組みとは
決済代行の仕組みとしては、決済代行会社がまとめて決済事業者への申し込みや審査を行ってくれます。
1つの申請書類を用意して提出するだけで、決済代行会社が代理で申請してくれるため契約時の手間を大きく軽減できます。
決済代行のメリット
決済代行を利用するメリットは大きく分けて2つあります。
1つは、これまでも何度か述べてきましたが、契約時の負担・手間を大きく軽減できることです。決済代行会社を通して契約することで、煩雑な手続きと審査は全て代行して行ってくれます。
2つ目としては、運用の管理負担も軽減してくれる点です。
従来であれば、各決済事業者ごとに管理画面を確認して売上確認や入金処理の操作をするのが基本でした。複数のサイトを確認する必要があったため単純に作業量が増えて手間になっていました。
また、入金日も決済事業者によりバラバラになっており事務作業がどうしても多くなっていました。決済代行サービスを使えば締め日を1つに固定でき、売り上げから各決済事業者の手数料を引いた金額を一括で振り込んでくれるため、これまでの事務作業の手間は大幅にカットできるのです。
決済代行サービス・会社の選び方
決済代行サービス選定のポイントは大きく3つあります。
コストは予算に合っているか
決済代行サービスに限った話ではないのですが、サービスを導入するときは想定している予算にマッチするのか必ず確認しましょう。
決済代行サービスは、決済金額に対して一定の手数料が発生します。サービスによってはサービス利用料として月額費用が必要なサービスも存在しています。
自社の収益に大きく関わってくる要素となりますので、どの程度の手数料が必要なのか各社比較しておくことが非常に重要です。
希望の支払い方法が用意されているか
自社が求める支払い方法が一通り用意されているのか確認しておきましょう。
中には特定のキャリア決済しか用意されていないサービスもあります。お客様が希望する支払い方法が用意されていない場合、ビジネスチャンスを逃してしまう恐れもあるため、幅広い支払い方法に対応しているサービスを選ぶと良いでしょう。
希望する支払い方法がない場合、半数の方が購入をやめてしまうデータも出ています。もしかすると、あなたもECサイトで買い物をするときに同様の経験があるのではないでしょうか。(出典元:Appliv TOPICS)
セキュリティ対策は万全なのか
きちんとセキュリティ対策がされているのか確認しておくのは非常に重要なポイントと言えます。
顧客情報の漏洩や不正利用につながる不測の事態が発生した場合、企業の信頼を著しく損なってしまい企業活動に多大な影響を与えています。
大手のサービスであれば一定以上のセキュリティ対策は実施されていますが、常に最新のセキュリティー状態にアップデートされているかどうかがチェックしておくことをおすすめいたします。
また、一つの基準ではありますがセキュリティ認証資格の「ISMS」を取得しているかどうかは判断材料になります。
おすすめ決済代行サービス BtoB向け
PayPal
- 初期費用・月額利用料無料。必要なのは使った分の手数料だけ。1件あたり3.6%+40円/件でご利用可能。
- 即時決済で代金はアカウントにすぐに入金。お好きなタイミングで銀行口座へ出金可能。口座への着金は最短3日程度。
- 銀聯をはじめ各国のローカルブランドに幅広く対応しておりスムーズな決済が可能。
初期・月額費用なし
決済手数料:3.6%+40円/件〜
stripe
- スタートアップから大手まで利用可能なアメリカの決済代行サービス。
- AdobeやSalesforceとの連携機能を備えており、EC運営に欠かせないシステムとの連携に優れている。
- 不正防止機能が装備されており、セキュリティ対策も万全。
初期・月額費用なし
決済手数料:3.6%〜
サブスクペイ(株式会社ROBOT PAYMENT)
- 業界最安水準の手数料率。導入するだけでコストダウンを実現。
- 業界唯一の継続課金システム。毎月の決済処理を自動化し、業務と人的ミスを削減します。
- 決済連動の顧客管理データベース。顧客の契約・支払い状況・行動履歴まで一括管理。
初期費用:都度お見積り
月額費用:都度お見積り
決済手数料:2.65%〜
おすすめ決済代行サービス BtoC向け(EC向け)
GMOペイメントゲートウェイ
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SBペイメントサービス(SBペイメントサービス株式会社)
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テレコムクレジット
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まとめ
決済代行サービスの選び方からおすすめサービスまでご紹介しました。サービスによって提供しているサービス範囲や取り扱いのある支払い方法が異なってきますので、自社が求めている機能を事前に洗い出した上で検討を進めるとスムーズでしょう。
本記事が決済代行サービス検討のお役に立てば幸いです。
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