【2024】RPAツール徹底比較|おすすめ優良ツール3選
こんにちは。
バックオフィスの効率化編集部です。
今回は、RPAについて解説をしていきます。
近年は人材不足が企業の中で問題化しており、業務を効率化することで人材不足の影響をカバーしていく動きが強まっているように感じます。
そんなときに大きく役立つのが「RPA」です。
わかりやすくいうと、従業員のかわりに単純作業をこなしてくれるシステムですが、人手不足の解消だけではなくヒューマンエラーの防止にも繋がります。
RPAというキーワードはよく聞くものの、「実際にどんなものなのかわからない」や「システムの選び方がわからない」という方もいらっしゃるかと思いますので、今回の記事では、RPAの基礎知識や導入したときのメリット、おすすめのシステムまで幅広くご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧になってRPA導入の検討に役立ててくださいね。
RPAシステムとは?
RPAシステムとは、「Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略で企業の単純業務を効率化するための仕組みを指します。
単純作業を行うような定型業務をロボットにより自動化を実現することができ、日頃手作業で行っていた単純作業をボタン1つで完了できるようになります。
RPAはとAIの違いは?
RPAとAIを混同しがちなのですが、これらは全くの別物となります。
RPAは決められたフローに従って作業することを得意としており、AIのように自律的な判断を行うことができません。
となると、AIと比較した場合に劣るのかと思われるかもしれませんが、「判断を必要としないルーティン業務」の自動処理に特化しており、これを強みとしております。
また、AI以外にもExcelのマクロと比較されることもありますが、Excelの場合だとExcelアプリ内でしか動作しませんが、RPAの場合はアプリケーションを跨いで自動化のオペレーションをこなすことができるため、これもRPAの特徴と言えます。
RPAで対応できる業務は?
ロボットを使って業務を自動化できることを何となくご理解いただけたかと思いますが、具体的にどんな業務に対して活用ができるのか一例をご紹介します。
ロボットとはいえ、どんな業務にも対応できるわけではなく向き不向きはありますので、下記の業務内容を参考に自社の自動化箇所をご判断いただければと思います。
- 売上管理
→売上データから請求書を作成し送信 - 受注管理
→受発注データを自社の基幹システムへ転記 - 調査・分析
→SEOデータの収集や競合の調査 - 営業
→問い合わせへの自動返信と営業への通知、データ記録 - 在庫管理
→在庫データの確認と、不足時の自動発注 - 勤怠管理
→勤怠データの集計・計算
RPAシステム導入のメリット
ここではRPAシステムを導入するメリットについて、大きく3点に分けてご紹介します。
人手不足の解消につながる
まずは人手不足の解消につながるのが1つ目のメリットです。
正直なところ、人が行う必要がないような単純業務が存在しています。(例えば、「毎日決まった時間に売上データをダウンロードする」や「取引先から受領したデータに特定のデータを追記する」など)
RPAシステムを導入していない場合、これらの単純作業に対しても従業員の貴重なリソースを使ってしまうことになります。
また、単純作業とはいえ時間が取られてしまう作業もあり、企業の人手不足に繋がっている一面がありました。
RPAシステムを導入することで、これらの単純作業から開放され、より重要度の高い業務に対して注力してもらえるようになります。
また、従業員本人もこれまで負荷になっていた大量の定型作業から開放されることになります。
ヒューマンエラーの防止になる
2点目のメリットは、ヒューマンエラーの防止につながることです。
人が作業を行う場合、どんなに優秀な人であってもミスを100%防止することは不可能です。
ただRPAシステムを使えば、決まったフローは確実に処理してくれるためミスの防止に大きく貢献してくれます。
従業員の負担を減らすだけではなく、ミスの減少にもなりバックオフィスメンバーの強力な味方と言えるでしょう。
企業の生産性向上につながる
3点目のメリットとしては、企業の生産性向上につながることです。
自動化を検討するような単純作業は、企業にとって必要不可欠ではありますが、売上や企業の発展に直結するものではありませんでした。
そこに対して、貴重な従業員のリソースや人件費を使ってしまうことは、できるならば避けたいところです。
従業員が単純作業から開放されることで、より重要度が高くコアな業務に注力してもらうことで企業の生産性向上を実現できます。
また、単純作業を行うだけの従業員をわざわざ雇う必要もなくなり、企業としても人件費の節約が可能となります。
RPAシステムのおすすめ3選
batton(株式会社batton)
- スマホのようなUI
IT知識がなくても誰でも使えるよう、必要なのはキーボード操作だけ。人手がなくても手軽に始められます。 - RPA化する業務をご提案
企業様の業務を分析し、battonがRPA化するべき業務をご提案。Battonの豊富なRPAメニューを導入することが可能です。 - どんな業種・業務にも
EC関連、人事、営業、経理、経営、人材募集、飲食店などあらゆる業務の自動化に対応しています。 - 1ライセンスで社内全体に
1ライセンスを購入頂ければ、社内のPCに、無制限でインストール可能。1台のパソコンで学んだ作業は、社内全体に簡単に共有できます。
月額費用:148,000円(税込)~
毎日発生していた作業のRPA化で、年間780時間削減できました。以前と比較してロボットにかかわる時間とメンテナンスなど保守・運用面にかかわる人員を削減でき、作業効率が上がったと感じています。
AUTORO(オートロ株式会社)
- 誰でも簡単に操作可能!
プログラミング不要でグラフィカルに一連の業務フローを記録できるので、誰でも簡単にすぐに使い始められます。Google Chromeの拡張機能を使うとさらに簡単・便利にレコーディングが可能です。 - 個人にもチームにも最適!
テキストベースのエディタモードを使えば、業務フローをまるごとコピーして共有することができます。個人間やチーム間での共有もスピーディーなので、ノウハウがどんどん蓄積されていきます。 - 外部システムとの連携もスムーズ!
AUTOROは拡張性も抜群。複雑な社内システムとの連携や、様々な外部APIとの連携によってスムーズに構築できます。 - 即レスのサポート体制!
AUTOROには標準でチャットサポートが付いています。高度な活用のためのオプションサポートもあり、迷うことはありません。
要問い合わせ
この製品の特長としては、ノーコードRPAである点です。
他社の製品だとITに深い理解がある専任の人間をおいて、業務の自動化を行うのが常かと思いますが、同社の製品は営業職の自分でも構築が容易でした。
また、サポートがあるプランを契約させていただいたのですが、画面の共有をしながら希望のRPAをサポートの方が一緒に組んでくださり、非常に丁寧にフォローをしていただきました。
Biztex cobit(BizteX株式会社)
- エージェントレス
パブリッククラウド上にRPAが常駐しているため、ユーザ側でのインストールが不要。 - 同時開発・同時実行が可能
インストール型と違い、複数人での同時開発・同時実行が可能。 - 専門知識不要で誰でも使える
複雑な専門知識は一切不要。直感的で簡単な操作で、誰でも作業ロボットが作成できます。
要問い合わせ
cobitは操作性に優れていて初めて使う方でも簡単に使えると思います。なので自分たちの業務改善点に対して、すぐにロボットを作成して検証・改善できるというスピード感が一番の魅力です。全くRPAを使ったことがない私でも1時間程度レクチャーを受けたら、交通費精算ロボットを作成できるようになりました。
ロボパットDX(株式会社FCEプロセス&テクノロジー)
- 充実したサポートがすべて無料
すべての導入企業様に専任の担当者+カスタマーサクセスチームで支援を実施。DX推進を実現する「3ヶ月導入支援サポート」制度があります。 - フローティングライセンスで何台でも
1ライセンス、複数のPC端末で利用が可能。利用PCに制限がないので、RPA活用人材の育成にも活用できます。 - 技術者に頼らない業務自動化
プログラミングや専門知識を必要とせず、現場で簡単にロボが作成可能。 - 全てのアプリ、システムに対応
全てのソフト、ブラウザを操作可能。 - 1か⽉単位での契約が可能
繁忙期だけ使って、その他の月は使わないなど効率的に運用が可能。 - 1か月、3ライセンスでの無料トライアルが可能
無料トライアル中にも通常と同様のサポートが利用可能。担当コンサルタントが業務の洗い出しから自動化のアドバイスまで無料で支援します。
要問い合わせ
ロボパットDXは、日頃のルーティーンワークを自動化することが可能です。マニュアルがあるので、誰でも簡単に活用することができるのも一つのメリットです。そして、サービス内容が良いのはもちろんのこと、導入前後における担当者のフォローやサポートが手厚いので、RPAを始めて導入する不安な方に特におすすめです。
まとめ
RPAと聞くと専門的なプログラミング知識が必要と感じて、これまで避けていた方もいらっしゃるかもしれませんが、システムの活用によってノーコードで構築することができ、想像よりもRPAは身近な存在になっています。
企業内の単純作業を自動化させ、企業の生産性向上のために非常に役立つ仕組み化と思いますので、ぜひ前向きにご検討いただければ幸いです。
テスト用PCには、レンタルという手も。
RPAの活用を検討するならパソコンのレンタルも便利です。
DXを外部に相談してみる手段もあります。マーケティングならこちら。