【例文付き】経理の職務経歴書の書き方とアピールポイントを徹底解説
経理経験1~2年でも大丈夫!職務経歴書で差をつける3つのポイント
「経理経験1年じゃ、アピールできることなんて何もない…」「経験年数で落とされるのでは?」経理としてのキャリアが浅い方が、転職活動で最も不安に感じる点です。しかし、ご安心ください。職務経理書の書き方を少し工夫するだけで、経験年数の短さは十分にカバーできます。
採用担当者は、経験年数という「期間」だけでなく、その期間で「何を」「どれだけ」「どう」経験してきたかという**「密度」**を見ています。以下の3つのポイントを押さえ、あなたの職務経歴書を「経験は浅いが、ポテンシャルを感じる」と思われる内容に進化させましょう。
- 数字を使って「処理件数」を具体的に示す
「仕訳入力をしていました」ではなく、「月次仕訳を毎月約100件担当していました」と書くだけで、業務の規模感とあなたの処理能力が具体的に伝わります。「請求書発行:月50件」「経費精算:週30件」など、担当していた業務を数値化してみましょう。 - どんな小さなことでも「改善実績」を記載する
「Excelの関数を使って入力時間を短縮した」「ファイリング方法を工夫して、書類を探す時間を減らした」など、どんなに小さなことでも構いません。現状をより良くしようと主体的に取り組んだ経験は、「指示待ちではなく、自ら考えて行動できる人材」として高く評価されます。 - 使用した「会計ソフト」と「Excelスキル」を明記する
「弥生会計」「勘定奉行」といった具体的なソフト名や、「Excel(VLOOKUP関数、ピボットテーブル)」など、使えるスキルを具体的に列挙しましょう。これにより、企業側は「入社後、どのくらい早く業務に慣れてくれるか」をイメージしやすくなります。
これらのポイントを意識するだけで、採用担当者に「短い期間でも、実務をしっかりと経験しているな」「この人は伸びしろがありそうだ」というポジティブな印象を与え、書類選考の通過率を大きく高めることができます。
経理経験が浅い方必見!職務経歴書作成の基本ポイント
経理経験が浅い場合でも、適切なアピールポイントを盛り込むことで、書類選考の通過率を高められます。以下では、経理経験が少なくても効果的な職務経歴書作成のコツを解説します。
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経理経験が浅くても応募できる職務経歴書の作り方
経理経験が浅い方が職務経歴書を作成する際には、他の経験やスキルを活用することがポイントです。以下の点を参考にして、採用担当者に好印象を与えましょう。
– 関連業務を強調する: 経理と直接関係のない業務でも、数字を扱った経験や事務処理能力が評価されます。
– 具体例を挙げる: 「売上データを月300件入力し、正確性を維持しました」など、具体的な業務内容を記載します。
– 実績を数字で示す: 数字は説得力があり、採用担当者にとってわかりやすい指標となります。
数字を使って「できること」を具体的にアピールする方法
「経理業務を担当していました」という抽象的な表現では、採用担当者にあなたのスキルレベルは伝わりません。職務経歴書で最も重要なのは、「何を」「どれだけ」こなせるのかを、具体的な数字を使って示すことです。これにより、あなたの業務遂行能力と貢献度が客観的に伝わり、採用担当者の印象に強く残ります。
【業務別】職務経歴書で使える数値化アピール例
ご自身の経験に当てはまる項目を参考に、具体的な数字に置き換えてみましょう。
| 業務分類 | アピール例(具体的な数字) |
|---|---|
| 【日次業務】 | |
| 仕訳入力 | ・平均50件/日、月間1,000件の仕訳入力を担当(使用ソフト:弥生会計) |
| 経費精算 | ・従業員100名分の経費精算(約200件/月)をチェック・処理 |
| 入金・消込 | ・売掛金の入金確認および消込作業を40件/日 実施 |
| 【月次業務】 | |
| 月次決算 | ・月次決算業務を3営業日以内に完了(補助担当) |
| 請求書発行 | ・取引先80社に対し、毎月約500万円分の請求書を発行 |
| 債権・債務管理 | ・売掛金・買掛金管理(対象取引先:150社) |
| 【年次業務】 | |
| 年次決算 | ・年次決算業務を2回経験(経理3名体制で、主に固定資産・引当金関連の書類作成を担当) |
| 税務申告 | ・法人税、消費税の申告書作成補助業務を担当 |
| 【業務改善】 | |
| 効率化 | ・経費精算の申請フローを見直し、月間の処理時間を30%削減(約20時間の工数削減に貢献) |
| システム化 | ・Excelマクロを作成し、手作業で行っていたデータ集計作業を自動化、作業時間を50%短縮 |
このように、具体的な数字を盛り込むことで、あなたがどれだけの業務量を、どのレベルでこなせるのかが一目瞭然となり、職務経歴書の説得力が格段に増します。
職務経歴書で差をつける!スキルと資格の書き方
経理経験が浅い場合でも、関連するスキルや資格を適切にアピールすることで、採用担当者に好印象を与えることができます。このセクションでは、経理職で評価されやすいスキルや資格、そして効果的な書き方を解説します。
経理に役立つスキル・資格の一覧と書き方
職務経歴書に記載するべきスキルや資格は、経理業務に直接関連するものが望ましいです。以下は経理職で評価されやすいスキルや資格と、その記載例です。
– 簿記資格: 特に日商簿記2級や3級は基本的な経理知識を証明する資格としてアピールポイントになります。
– 記載例: 「日商簿記3級取得(2022年3月)」
– PCスキル: ExcelやWord、PowerPointなどの基本操作スキルは経理業務に欠かせません。
– 記載例: 「Excelを使用したデータ集計(VLOOKUP関数、ピボットテーブル)」
– 会計ソフトの使用経験: 弥生会計やSAP、QuickBooksなどの使用経験は実務に直結するため、効果的にアピールできます。
– 記載例: 「弥生会計を使用した日次仕訳入力および月次決算サポート」
これらのスキルや資格を箇条書きで記載すると、採用担当者が一目で確認しやすくなります。
Excel・会計ソフトのスキルを具体的に伝える書き方
経理職の選考において、「Excelが使えます」というだけのアピールは、残念ながら他の応募者に埋もれてしまいます。採用担当者は「Excelを使って、具体的に何ができるのか」を知りたがっています。あなたのITスキルレベルを正確に伝え、業務貢献への期待感を高めるための具体的な記載方法を解説します。
【レベル別】アピールできるExcel関数・機能リスト
ご自身のスキルレベルに合わせて、以下の関数・機能を職務経歴書に明記しましょう。
| スキルレベル | 関数・機能 | アピールできる業務 |
|---|---|---|
| 【基本】 (必ず記載したい) |
・SUM, AVERAGE, COUNT ・IF関数 |
・売上や経費の単純集計 ・条件に応じたデータの簡単な分類 |
| 【中級】 (経験があれば強くアピール) |
・VLOOKUP / XLOOKUP ・SUMIF(S) / COUNTIF(S) |
・勘定科目マスタとのデータ照合 ・部門別や取引先別など、条件を指定したデータ集計 |
| 【上級】 (大きな差別化要因に) |
・ピボットテーブル ・マクロ / VBA |
・大量の仕訳データから、瞬時に多角的な分析レポートを作成 ・定型的なデータ集計や転記作業をボタン一つで自動化 |
会計ソフトの経験
使用経験のある会計ソフトは、具体的なソフト名と、そのソフトを使って何を行っていたかをセットで記載します。
- 記載例:
- 弥生会計:日次仕訳入力、月次試算表の作成、売掛金管理
- 勘定奉行:固定資産台帳の管理、決算整理仕訳の入力
- freee会計:銀行口座連携機能を利用した入金消込作業
職務経歴書への記載例
| × 悪い例 | ○ 良い例 |
|---|---|
| ・Excel、会計ソフトが使えます。 | 【PCスキル】 ・Excel:VLOOKUP、SUMIFS関数、ピボットテーブルを使用した月次業績レポートの作成経験があります。また、簡単なマクロを作成し、売上データの自動転記により、月5時間の作業時間削減を実現しました。 ・会計ソフト:弥生会計(3年)、勘定奉行(1年)の使用経験があります。 |
このように具体的に記載することで、あなたのPCスキルレベルが明確に伝わり、「入社後も業務効率化に貢献してくれそうだ」というポジティブな印象を与えることができます。
業務改善・効率化の実績をアピールする3ステップ
経理経験が浅い方でも、主体性や問題解決能力をアピールできる強力な武器が「業務改善」の実績です。「改善と言えるほど大したことはしていない…」と感じるかもしれませんが、どんなに小さな工夫でも、以下の3ステップで整理して書くことで、立派なアピールポイントに変わります。
STEP1:【課題】何が問題だったか?
まずは、あなたが業務で感じていた非効率な点や問題点を具体的に記述します。
(例)「前職では、各部署からの経費精算書の提出が遅れがちで、月次決算の締め日に影響が出ることが課題でした。」
STEP2:【対策】どう改善したか?
その課題に対して、あなたが主体的に考え、実行した行動を具体的に書きます。
(例)「そこで、各部署に提出期限を再周知するとともに、期限3日前に自動でリマインドメールが送られる仕組みを導入しました。」
STEP3:【成果】どんな結果が出たか?
あなたの行動によって、どのようなポジティブな結果が生まれたかを、可能な限り数字で示します。
(例)「結果として、経費精算書の期限内提出率が80%から95%に向上し、月次決算の完了日を安定して1営業日早めることができました。」
記載例:悪い例と良い例
| × 悪い例 | ○ 良い例 |
|---|---|
| 業務改善に取り組みました。 | 経費精算の承認フローを見直し、これまで紙で回覧していたものを電子申請に切り替えることを提案。結果として、承認待ち時間を平均3日から1日に短縮し、月間の経費処理件数を20%向上させました。 |
このように「課題→対策→成果」のフレームワークで書くことで、あなたの課題発見能力、主体性、そして実行力を、採用担当者に説得力をもって伝えることができます。
【最重要】応募企業ごとに職務経歴書をカスタマイズする方法
経験が浅い方が職務経歴書で失敗する最大の原因の一つが、「どこにでも使える、汎用的な内容」にしてしまうことです。採用担当者は一日に何十通もの書類を見ており、「自社のために書かれた」と感じられない職務経歴書は、すぐに読み飛ばされてしまいます。
同じ経理職でも、企業規模や業種によって求められるスキルは全く異なります。応募する企業一社一社に合わせて、アピールする内容の順番や強調点を変えることが、書類選考を突破するための絶対条件です。
カスタマイズの基本手順
- 求人票の「求める人物像」「必須スキル」「歓迎スキル」の欄を蛍光ペンなどでマークする。
- 自分の経験・スキルの中から、マークした項目に合致するものをピックアップする。
- ピックアップした内容を、職務経歴書の「職務要約」や「自己PR」など、目立つ場所に優先的に記載する。
企業規模別のカスタマイズ例
| 企業タイプ | アピールすべき経験・スキル |
|---|---|
| 大手・上場企業 | ・「監査法人対応の補助経験」「内部統制に関する知識」など、上場企業特有の業務経験 ・「連結決算の補助」「開示資料の作成補助」といった専門性の高い業務経験 |
| 中小企業 | ・「経理だけでなく、総務や労務も一部手伝っていました」といった、幅広い業務への対応力 ・「少人数のチームで、協力しながら決算を乗り切りました」といった協調性 |
| ベンチャー企業 | ・「新しい会計ソフトの導入に携わりました」「業務フローのたたき台を作成しました」といった、仕組みづくりの経験 ・変化の多い環境でも、スピード感を持って業務に取り組める柔軟性 |
業種別のカスタマイズ例
| 業種タイプ | アピールすべき経験・スキル |
|---|---|
| 製造業 | 「原価計算の補助経験」「棚卸の実務経験」など、製造業特有の会計知識 |
| 小売業 | 「POSシステムの売上データ管理」「多店舗の売上集計」など、小売業ならではの経験 |
| IT・SaaS企業 | 「クラウド会計ソフト(freee, マネーフォワード等)の使用経験」「サブスクリプションモデルの収益認識に関する知識」 |
このように、応募先企業が「うちの会社で活躍してくれそうだ」と具体的にイメージできるよう、あなたの経験を翻訳し、アピール内容を取捨選択することが、何よりも重要なのです。
職務経歴書を作成のための便利ツール
経理経験が浅い方でも、便利なツールを活用することで、効率的かつ効果的に職務経歴書を作成できます。このセクションでは、具体的なツールや方法をご紹介します。
経理職専用の職務経歴書テンプレートを活用
テンプレートを利用することで、職務経歴書の構成を簡単に整えられます。特に経理職向けに設計されたテンプレートは、応募企業に響く内容を網羅しているため、初心者にも最適です。
– テンプレートのメリット: フォーマットが整っているため、時間を短縮できる
– 入手方法: 転職サイトやエージェントの公式ページから無料ダウンロード可能
– 活用のポイント: テンプレートの各項目に、自身の経験やスキルを具体的に記載し、カスタマイズする
おすすめのテンプレート提供サイト:
| サイト名 | 特徴 |
|---|---|
| リクナビNEXT | 経理職専用フォーマットが充実 |
| マイナビエージェント | 応募書類作成に関するアドバイス付き |
| エン転職 | 見本付きテンプレートを提供 |
無料ツールで簡単に作れる職務経歴書の例
職務経歴書を作成する際に、無料で使えるオンラインツールを活用するのも効果的です。これらのツールは初心者でも簡単に扱え、使いやすいインターフェースを備えています。
– 無料ツールのメリット: 自動フォーマット生成で手間が省ける
– おすすめツール:
・履歴書メーカー: 基本的なレイアウトから高度なカスタマイズまで対応
・Indeedレジュメ: 作成後すぐに求人応募が可能
– 使用例: データを入力するだけで、プロのように整った職務経歴書を簡単に出力可能
プロに添削を依頼して職務経歴書をブラッシュアップ
転職エージェントやキャリアカウンセラーに職務経歴書の添削を依頼するのも有効な手段です。特に経理職経験が浅い場合、プロの目線でアドバイスをもらうことで、応募書類の完成度を大幅に高めることができます。
– 添削サービスのメリット: 記載ミスやアピール不足を的確に指摘してもらえる
– 利用方法:
・転職エージェントに登録すると、無料で添削を受けられる場合が多い
・キャリアカウンセリングを予約して、直接アドバイスを受ける
– 実例: 「業務内容の記載をより具体的にしたことで、書類選考通過率が30%向上」
プロの視点を取り入れることで、応募企業に響く職務経歴書が完成します。
お気軽にお問い合わせください
よくある質問
職務経歴書で良くない例はありますか?
① 記載内容が曖昧・具体性がない
② 要点がまとまっておらず長すぎる
③ 誤字脱字・フォーマットが揃っていない
④ 題目・氏名などの基本情報が抜けている
⑤ 内容に誤りがある
読みやすく、採用担当者が一目で評価できるようにすることが大切です。
職務経歴書はどの程度詳しく書くべきですか?
ポイントとして、業務内容を具体的に記載しつつ、冗長になりすぎないよう注意しましょう。
職務経歴書は手書きの方がよいですか?
例文
会社情報
株式会社〇〇(20XX年~20XX年)
事業内容:ITシステム開発
資本金:XX万円 売上高:XX万円(20XX年XX月)
従業員数:XX人 上場:非上場
所属部署・役職
所属:本社 経理財務部 経理課(部長以下 5名)
役職:課長
※異動している場合は、異動後の所属部署・役職を記載する。
◆ポイント◆
所属部署や部署人数を記載することで、面接官に経験している業務のボリュームや立ち位置を想像してもらいやすくなります。
業務内容・実績
【業務内容】
・仕訳入力(月500件以上)※会計ソフト○○を使用
・月次決算業務・年次決算補助業務
・売掛金・買掛金管理、経費精算業務
【実績】
・決算業務の早期化を実現(通常10日→7日)
・経費精算フローを見直し、処理時間を30%削減
自己PR
<業務改善の推進力>
経理職として5年間の経験を持ち、決算業務や資金管理の精度向上に貢献してきました。特に業務効率化の推進を得意とし、経費精算のフローを見直して処理時間を30%削減。今後はより戦略的な財務管理に挑戦し、貴社の経営基盤強化に貢献したいと考えています。
<社内外とのコミュニケーション力>
金融機関からの問い合わせや他部署からの依頼に対して、率先してコミュニケーションを図ってきました。口頭で伝えた事項に関しても、メールやチャットでリマインドを送り、後のトラブルにならないよう心掛けてきました。
◆ポイント◆
業務実績やPRに限らず、「仕事に対する向き合い方」「周囲からの人柄評価」なども記載すると良いでしょう。
Q: 職務経歴書は、応募する会社ごとに作り直す必要がありますか?
なぜなら、同じ経理職でも、企業規模や業種によって求められるスキルや人物像は大きく異なるからです。以下のポイントを意識して、応募先に合わせた「ラブレター」のつもりで作成しましょう。
・共通でOKな部分:氏名や連絡先、学歴、職歴の基本情報、資格など、事実に基づく部分は同じで構いません。
・必ず書き換える部分:「自己PR」や「志望動機」は、なぜその会社でなければならないのか、という点を盛り込み、完全に書き換えるべきです。
・優先順位を変える部分:「職務内容」や「活かせる経験・知識」は、応募先の求人票で求められているスキルを、より目立つように上位に配置したり、太字で強調したりする工夫が有効です。
毎回ゼロから作るのは大変なので、最低でも「大手企業向け」「中小企業向け」「ベンチャー企業向け」など、いくつかのパターンを用意しておくと効率的です。
