CFO column

CFOコラム

数値の話⑬ビジネスモデルの違いと数値の違い

ビジネスが異なれば損益計算書からみる売上高の規模や売上総利益率、営業利益率 経常利益率といった比率も異なってきますね。
BtoB BtoCでも異なってきますね。

同じ業界、同じビジネスを行っていても企業毎に構造は異なってきます。
企業の規模感、集客の行い方、外注の活用方法、資産の保有有無でも変わっていきますね。

必要なことは、現在置かれているポジションでどのように収益構造を作るか、
将来的にどこを目指すか。
この点について、しっかりと考えるかどうかが重要です。

企業組織の規模を小さく抑えて進んでいくのであれば、
集客に広告をかけるのではなく、
原価コントロールや対顧客を重要視してクオリティの高い外注先に協力してもらったり、
口コミ・紹介が生まれる仕組みで固定費コスト、集客コストを抑えて進めた方が良いです。規模を拡大していくのであれば人員確保と集客に対してのコスト、又は製造人員コストや設備等の資産への投資コストを最適に投資し、事業運営を行っていくのが一般的にはなります。
タイミングによってかける費用は異なりますが、どのようなモデルでどれくらいの利益率を求めるか、です。

企業毎に重要視する部分は違いますが、利益を確保しないと従業員にも還元できないという側面もあるので、どのようなモデルにするのか、同じ業界で自社と異なる形をとっている企業があるのか見てみましょう。

他社が行っていることをそのまま取り入れてもうまくいかないことも多いので、
他社事例も確認しながら、自社に合った形を考えていきましょう。

数値で見る点は売上に対しての費用の比率です。
原価率や広告費の比率、外注費や人件費の比率といったところから、自社との違いが見えてくると思います。

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