CFO column

CFOコラム

数値の話⑪ 固定費と変動費

固定費と変動費という言葉は聞いたことがあると思いますが、
知っておいて欲しいのは、
「売上が上がったときに利益がどれだけ上がるか」
という目線で利益を意識して数値を見るようにしてもらいたいということです。

売上が上がると付随してかかる費用。
商品を仕入れて売る場合であれば、売上を上げるためには仕入高が発生します。
販売にかかる手数料が必要な場合は手数料費用
外注に業務を依頼する場合であれば外注費用
梱包や輸送が必要であれば梱包費用や輸送費用
といった費用が変動費になりますね。

人員がかかるのであれば人件費の一部も関係してくることもあります。
(固定の要素と変動の要素があります。)
1000万売上が上がっても変動費が高ければ利益は少ないということにも繋がります。

固定費は家賃や通信費といった固定的にかかるものなので、まずは変動費をしっかりと把握し、売上のためにどれだけ必要かを把握しておきましょう。

同じ業種でも変動費と固定費の割合が異なると利益率が変わってきます。
どちらが良いというよりは企業の置かれている状況によって結果が異なってくるので、どのように組み立てていくかを考えるうえでも把握はしっかりと行っておきましょう。

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