前提条件：上場のための組織づくりはしない

準備開始時から管理部門を急に増員したり、内部監査といった人材を採用するのは費用が増えるだけです。
周りからは色々言われますが、必要なタイミングで必要な部署、必要な役割の人員を確保するのがベストです。

① まずは理想の組織図を書いてみる
② 現状の組織を書いてみる
③ 事業成長に必要となる部署を業績の推移と併せて考える
④ 上場のスケジュールでのどのタイミングでどの部署が必要かを知る
⑤ 兼務の状況と部署分けを再考する
⑥ 上場準備が進んできたら各部署の対応力を見極めて採用に動く

※かっこよく見せるための部署はないか
経営企画室や本部制（事業本部・管理本部という本部制）
人材は限られるので役割に応じてまとめる

※内部監査室は本当に必要か（会社によります）
名ばかりの出来ない内部監査室を置くなら機能する別の形も考える
　　

― 考えてみましょう ―

・周りに言われるがまま上場のためと言って人を入れていませんか？
・組織は複雑になっていませんか？
・とりあえずの部署のために兼務（部長の兼務等）が発生していませんか？
・役職が多すぎませんか？